兵庫県多可町

2011年03月05日


兵庫100山に戻る

標高差:535m
Road Map :西脇からR427を北上し、道の駅”かみ”向かいから林道に入る。
Route Map:林道途中の駐車場より三国峠を経由して山頂を往復する。
前回、三国岳に登ったのも10年前の4月。再度登ってみたいとは思ったことがない山ではあるが、兵庫100山二巡目の為に登ってみる。
コースタイム:2時間17分(休息時間含む)
        登り:1時間13分
        下り:1時間01分

兵庫の中部を代表する登山道だった
  加美地区周辺の山には何度も来ているが、スギ、ヒノキの植林帯がほとんどで、大体の山が山頂で少し展望が得られるだけだ。 加美アルプスにおいては長い縦走路のほとんどが植林帯であり、よくもまぁアルプスを名乗るなーと思っていた。
  今日の三国岳の登山道も植林帯ばかりで最悪だったし、それに追い討ちを掛ける様に林道が延びていた。
ジジーは近所の人だった
 話してみると同じ町内、しかも直ぐ近くの住人だった。 かなりのジジーと思っていたが歳も俺より2つ上だけでほとんど変わらなかった。
〔045〕三国岳 (855m)
林道を歩き初めて振り返り駐車場を見る。 広い駐車場には
我が車1台のみ、他に誰も来ていないと思っていたが、更に
下に停めて登っているジジーが居ることを後から知る。
林道途中の登山者用駐車場には10年前と同じ看板が残っていた。
12時24分に駐車場を出発する。
車でも走れる林道が続く。
林道を少し進んで道標に従い右の林道に入る。
ヒノキが密生し、もっとも嫌いな雰囲気の道が伸びる。
10分にて林道は終点となる。 ここには車2〜3台が置ける
スペースがあった。 ここが8合目、ここから登山道となる。しかし、ここの合目表示は何かおかしい? 間違っている。
34分にて6合目に着く。
ここで沢から離れ右手の斜面を登って行く。
沢沿いの道であり、通常は沢道、沢沿いの道が好きであるが、
ここは倒木が多く、沢は雨水で荒れ放題、歩き難くてしょう
がない。
42分にて5合目 ”山寄上分岐”に着く。 今回は左側のU字
溝状の道を進んだのだが、正面の尾根にも登山道がある様だ。
きつい斜面を大きくジグを切って登り切ると尾根筋に出る。
展望地から見えた ”大井戸山”。 向こうのシルエット。
雨水で深く抉られたU字溝状の道を進む。 唯一、この辺りは
展望を得られたが、大井戸山が見えるのみだった。
ここから加美アルプス縦走路の一郭を歩くことになるが、以前、加美アルプス縦走路の詰まらなさを散々書いた覚えがある。
53分にて4合目 ”三国峠”に着く。
残雪もあったがこの程度に少しだけだった。
三国峠からは穏やかな道となる。
再度、林道を横断して1時間13分にて
三国岳”(855m)に着く。
林道を横切る。 「林道ってあったっけ?」。 記憶では林道に
覚えがない。 下山して来たジジーハイカーと話しするが、
そのジジーも3年前には林道は無かったと言っていた。
昔と違うのは山頂直下まで林道が延びていること。 林道には
タイヤ痕が無く、通行止めされているのか?。只でさえ味気
ない山がますます味気なくなってしまっていた。
山頂は昔と同じく東面が開けているのみ。
林道施工の為か、昔より展望が良くなっている感じがする。
今日登った山が見えるのは嬉しいが、霞みが酷い。
休憩3分で下山する。 林道で開けた個所より西面を見る。
須留ヶ峰、段ヶ峰、藤無山の兵庫の有名山が見えているはずであるが、
遠景であり、特徴の無い山ばかりなので同定する気にはなれず。
林道まで戻ると前方にとっくに下山しているはずの
ジジーの姿が見えた。 追い付いて話しながら下山する。
倒木で殺伐とした沢道を下る。
下から上まで何の面白みも無い登山道だった。
兵庫100山』  見所の無い山だった。     
みくにだけ